全国現代町家連盟

現代町家の設計システムを考案したのは、建築家・趙海光氏。このシステムを学び、建築するのは、全国の「町の工務店ネット」に参加する工務店「現代町家クラブ」です。地域の町家の因子を発掘し、各地の現代町家に学び、現代町家の普及・発展のための活動を行います。

現代町家憲章

現代町家クラブは、現代町家憲章にのっとり、現代町家の取り組みを進めていきます。

現代町家プレート
現代町家で建てられた家に、ナンバー入りステンレス製プレートをお配りしています。

  • 美しい町並み景観をつくる家であること
  • 緑に溢れる家であること
  • 長い必要・好み・寿命に応える家であること
  • 地震で倒れない家であること
  • 自然エネルギーを活用した家であること
  • 特に、風がよく通る家であること
  • きれいな室内空気の家であること
  • 木をたくさん用いる家であること
  • 土・紙など自然素材を用いる家であること
  • 楽しくお手入れできる家であること
  • その家は、前を通る人の家でもあること

現代町家塾

現代町家塾建築家・趙海光さんの設計手法を学ぶため、工務店を対象にした設計勉強会「現代町家塾」が開かれています。明快なルールがあり、設計の自由度があるからこそ、設計力も問われてきます。ここで学んだ内容を活かして、全国に現代町家がつくられます。

趙海光プロフィール

趙海光1948年、青森県生まれ。法政大学工学部建築学科卒業。1980年に(株)ぷらん・にじゅういちを設立。1991年に岐阜県金山町の大工職人衆と「台形集成材一座」を結成し、国産材による現代型木造住宅の開発と普及に努める。現在、スタンダードハウスの運動「Cho Standard──現代町家」の展開を、全国の町の工務店とともに始める。

町の工務店ネット

住まいネット新聞びお町の工務店ネットは、「small is beautiful」をモットーにした、地域の工務店のネットワークです。「現代町家」の取り組みをはじめ、各種の勉強会や、「住まいを予防医学する本」「住まいネット新聞びお」などのメディアを通じた、住まい方、暮らし方の提案も行っています。

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