道路に対して奥行きの深いプランを構成。かつての町家プランが持つ展開を現代化したプラン。6mベース二つを道路から奥行き方向に二つ並べ、ベースとベースを対置させています。中間に、坪庭とデッキを置き、水廻り空間を介して繋げています。中間部のゲヤは平屋とし、ベースを二階建にして、中間部に立体的な庭をつくっています。また、二つのベースには、それぞれ寝室棟とリビング棟とに分かれ、生活ゾーンを「昼のスペース」と「夜のスペース」に分けています。
「対置する」を採用した効果
「対置する」ことにより、昼と夜それぞれの生活ゾーンが対比され、奥行きの深いプランになっています。
ここに生まれる外部空間の種類
坪庭とデッキ/リビングと寝室を外部で繋ぐ庭。
草屋根/屋上デッキからお手入れ可能な屋上庭園。
屋上デッキとパーゴラ/草屋根の植物をパーゴラまで延ばすと、立体的な空中庭園になります。
採用されたパタン
対置する
採用されたベース
● 6m×6m 6m×6m
採用されたゲヤ
● 3m×5m (水廻り・廊下)
● 2m×2.5m (和室)
● 1m×2m (勝手口)
追加した補助部品
● 草屋根 ● 格子 ● 吊りデッキ ● パーゴラ